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事務所の宣伝用に、と、知り合いのお店においてもらうためのポストカードを作っています。

少しまとまった量が必要なため、コストを抑えようとレーザープリンタ(カラーコピーの複合機なので、一回ごとにカウンタ課金がある)ではなくてインクジェットプリンタ(カウンタ課金無し)で作ろうと考えています。

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紙はリーフレット用に購入したミューズコットン紙の端切れ。勿論、専用紙ではないので、ある程度のにじみは覚悟していました。レーザープリンタの場合はそれはきれいに出力できるのですが、経費削減と資源の有効活用のためです。

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試してみると、やはりにじみがあります。そこで、学生時代に覚えた裏技を。パソコンなど無かった我が学生時代。製図課題では、図面はインク仕上げです。ロットリングという製図用のインクペン(これがまた高かった)で線を引いていくのですが、たまに失敗するのです。消しゴムなど使えません。砂消しゴムで削ることは出来ますがその後の荒れた紙に線を引くと滲んで大変なことになります。そこで、両刃のカミソリを反らせてケント紙をわずかに削り取るという技が先輩から伝えられていました。それでも、削った箇所は線が滲んでしまいます。そこで、裏技としてフィクサチーフ(木炭デッサンで仕上がった後、炭が落ちないように使う定着液のスプレー)をかけると線が滲まなくなるのです。

それを思い出して、事務所の引出にあったフィクサチーフ(10年くらい前のもの、しばらく使っていない)を出して吹きかけて、プリントしてみると、乾燥が不十分だったのか、未処理の紙よりもひどいにじみがでて、トホホな状態です。気を取り直して、今度は薄く吹きかけて乾燥時間も十分とって再試行。結果は、未処理用紙と同じ・・・。レーザーでやるしかなさそうです。とほほ・・・。
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